[XBRL] 決算短信と有価証券報告書の違い

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決算短信と有価証券報告書の違い

財務図表を利用する上で知っておきたいことのみを取り上げます。

簡単にいうと?

 決算短信は「速報」、有価証券報告書は「確報」です。

 決算短信は、各証券取引所が提供する「適時開示情報閲覧サービス(TDNet)」、有価証券報告書は金融庁が運営する「EDINET」から閲覧することができます。

どちらを見ればいいの?

 「今日の新聞に掲載されていた決算情報について詳しく知りたい」といった場合は、決算短信のXBRLをダウンロードしてください。

 決算日から3ヵ月を経過している場合は、有価証券報告書のXBRLをダウンロードしてください。

 決算短信と有価証券報告書の提出対象企業は異なります。非上場企業であっても有価証券報告書の提出義務がある企業もあるので、まずはEDINETで探し、最新の情報をTDNetで探してもよいでしょう。

どこのサイトで見られますか?URLを教えてください。

決算短信

東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス
http://www.tse.or.jp/listing/disclosure/index.html

有価証券報告書

金融庁EDINET
http://info.edinet-fsa.go.jp/


分かりやすさを第一としているため、正確性に欠く部分がありますがご容赦ください。

もっと詳しく

決算短信とは

上場会社が決算発表及び四半期決算発表を行う際に、決算内容の要点をまとめた書類の名称。
そもそも、記者クラブが、決算発表内容の標準化を目的として上場会社に要請したことから始まり、現在は取引所が様式を定め、全ての上場会社が作成することになっています。

出典:東京証券取引所


有価証券報告書とは

有価証券報告書とは、有価証券の発行企業が自社の情報を外部に開示するために作成する報告書です。金融商品取引法第24条*により、ディスクロージャー制度・不正取引の規制・投資勧誘の規制の3つを実現し、市場の公正化と投資家保護を図ることを目的として、毎事業年度終了後3ヶ月以内に内閣総理大臣に提出することが義務付けられています。
提出後には財務局の審査があり、個別企業の詳細情報を得る上で、信頼に足りる資料とされています。

出典:国立国会図書館 リサーチ・ナビ


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